郵便切手が余っているということはありませんか?

お年玉年賀はがきで当選してもらった記念切手や、親類がコレクションとして集めていた切手を譲り受けたとか、その他何らかの事情で切手がたくさん家に眠っている・・・。

あるいは、消費税の税率が変更される前に買った切手は使いにくいので放置しているといったこともあるかもしれません。

そんな余ってしまった郵便切手ですが、少なくとも切手に書かれている数字の分だけ価値はあるはずですから、有効に使いたいですよね。

ということで、この記事では郵便切手の有効な使い方について紹介していきます。

 

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郵便切手の有効な使い方とは

郵便切手は、郵便サービスの料金を前納したことを証明するものですが、コレクターによるコレクションの対象にもなったりもします。

しかし、価値があると思っていた何十年も前の記念切手が、実は額面以上の価値はないということも多々あります。

プレミアム価格になるような切手以外の、普通の切手の場合、主に以下のような利用方法があります。

  • 郵便局の商品やサービスと交換
  • 金券ショップへ売る
  • 個人売買で売る(ネットオークションなど)
  • 物々交換(物々交換サイト)

郵便切手はもともと用途が限られていますので、使い道がたくさんあるわけではありませんが、これらについて順番に説明していきます。

郵便局の商品やサービスと交換

切手を郵便物に貼る以外の使い方としての王道は、他の郵便局の商品やサービスと交換することです。

ちなみに、郵便局では切手を現金に換えることはできません。

郵便切手の使い方

交換できる商品

例えば、郵便局で切手で交換できる商品は以下のものがあります(手数料がかかります)。

  • 切手
  • はがき
  • 郵便書簡(ミニレター)
  • 特定封筒(レターパック)

切手は別の通常切手に交換することができます。しかし、記念切手(特殊切手)への交換はできません。

はがき(葉書)は、くじ引き番号付き郵便はがき(お年玉年賀はがきなど)以外の郵便はがきを切手で交換することができます。

郵便書簡というのは、ミニレターといわれるもので、はがきの3倍のスペースがある封筒兼用の便せんです。料金は62円25gまでの薄いものは同封することができます(現金は不可)。規格に収まるのであれば、定形封筒よりも安く送れますね。

特定封筒というのはレターパックスマートレターのことです。レターパックはレターパックプラス(510円)とレターパックライト(360円)があり、スマートレターは180円の1種類です。

手数料に注意!

一つ注意が必要なのは、交換する際に、以下のように手数料がかかるということです。

  • 郵便切手・通常はがきは、1枚につき 5円
  • 特定封筒(レターパック)は、1枚につき 41円
  • 往復はがき・郵便書簡は、1枚につき 10円
  • 10円未満の郵便切手や郵便はがきは合計額の半額

ちなみに、交換手数料は切手で支払うことができますし、差額を差し引いた分だけを受け取ることもできます。

また、交換した際にはレシートが発行されます。

 

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交換できるサービス

次に、切手で支払うことのできるサービスについてです。

切手は以下のようなサービスをはじめ、基本的に郵便サービス料金の支払いにあてることができるます。

この場合、手数料はかかりません

  • ゆうパック
  • ゆうメール
  • ポスパケット
  • 料金別納郵便
  • レタックス(電子郵便)
  • オプションサービス
    書留
    速達
    内容証明
    配達証明
    配達日指定
    配達時間帯指定郵便
    着払
    料金受取人払

代金引換は郵便サービス以外の料金も含まれますので、切手で支払うことはできません

郵便切手の使い方1

金券ショップへ売る

切手を手っ取り早く換金したい場合には、金券ショップ(チケットショップ)に買い取ってもらうという方法があります。

切手は一まとまりになったシート単位で売るのが基本です。

もちろんどのような切手かにもよりますが換金率は、額面の80%前後~93%前後が相場のようです。

バラの場合はもう少し換金率は下がります。

もちろん珍しい切手は額面を大きく超えプレミアムが付くことがありますが、昭和40年以降に発行された10円以上の切手にプレミアム価格がつくということはあまりないようです。

個人売買で売る(ネットオークションなど)

少し手間はかかりますが、金券ショップへ売るよりももう少し高く売りたいという場合は、ネットオークションなどを利用して個人間売買をするのがいいかもしれません。

こちらもシート単位か、数十枚程度まとめて売られることが多いようです。

プレミアム商品は高く売れる可能性が高いことはもちろんのこと、そうでない切手でも金券ショップで売られているくらいの価格で売れることが多いですので、金券ショップに売るよりも高く売れる可能性が高いです。

ただ、送料を出品者か落札者のいずれかが負担しなければなりませんので、その点は考慮に入れたほうがよいでしょう。

郵便切手の使い方2

物々交換(物々交換サイト)

切手の有効な使い道として換金するだけではなく、物々交換するという方法もあります。

物々交換サイトを見ていて、需要と供給がマッチした場合は、いちいちお金をやり取りしなくても直接物々交換したほうが手間が省けますよね。

こういったサイトを利用されている方は、選択肢に入れてみてもいいかもしれません。

さいごに

以上、余った郵便切手の使い方などについて紹介してきました。

切手は、はがきなどに交換すると手数料がかかりますが、郵便料金に対しては手数料なして支払うことができるため、郵便サービスに対する支払いに当てたほうが無駄は少ないかもしれませんね。

郵便料金への支払いに当てたとしても有り余るくらいに大量にあるばあいは、額面割れになりますが金券ショップやオークションなどで売却するということもいいでしょう。

これは裏を返すと、切手が余ってなくても金券ショップなどで額面割れの切手を購入すれば、郵便料金を若干安くできるということでもあります。

いろいろと工夫してご自身に有利な使い方を見つけてくださいね。

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