屋外、特に長時間日光が当たる場所に車のカバーをかけて駐車していると、カバーの寿命は短くなります。

しかし、ちょっとした工夫でカバーを長持ちさせることは可能です。できるだけ長く使用することができれば、お金の節約になりますし、廃棄物を減らすこともできます。

私はこれまで使ってきた車のカバーはなるべく長く使えるように工夫してきました。

今回の記事では、私がこれまで行ってきた車のカバーを長持ちさせるためのテクニックをまとめてみました。

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具体的には、以下です。

  • バタつかせない
  • テープで補修する
  • 布を縫い付ける
  • 日光になるべく当てない

順番に紹介していきます。

バタつかせない

カバーを長持ちさせるための基本的なこととして、車のサイズにあったカバーをつけることが大事です。

カバーが車のボディよりも大きめで、風でバタつく場合は、なるべくバタつかないように紐で縛るなど工夫したほうが良いです。

なぜなら、バタつくと紐部分だけでなく、全体的にカバーに負担がかかったり、思わぬところが破れたりする原因になります。

また、カバーとボディが擦れる範囲も大きくなりますので、ボディを傷めることにもなりますのでバタつきは車にもよくありません。特に風の強い日や、長期間駐車する場合は、面倒でも対策をしておいたほうがよいでしょう。

テープで補修する

カバーが破れた時はすぐに対策しましょう。

最も手っ取り早く対策する方法は、テント補修テープなど、屋外用のテープを貼って補修することです。テープさえあればすぐにできます。

カバーの一部が破れても、全体にはそれほど影響はないかもしれません。

しかし、破れた部分を放置しておくと、破れた所が広がっていく可能性がありますので、早めに対策したほうがよいです。

テープとはいっても、ガムテープやOPPテープなど梱包用の物は屋外での耐久性に乏しく、糊がボディについたりすると厄介なので使わないほうがいいです。

裏側から糊がボディにつかないように注意

屋外用のテープでも注意が必要なのは、カバーの表側にテープを貼った場合、破れた部分の隙間などからテープの糊がボディに付着する可能性があることです。

貼った直後はよくても直射日光が当たったりして高温になると、カバーの隙間から糊が溶け出してくることがあります。

私は屋根やボンネットなど、直射日光が当たりやすいところは、テープを貼った裏側にも同様にテープを貼っていました。それだとボディとテープの表面が擦れて傷がつくのが心配という場合は、手芸用の表面が柔らかい布のテープを貼るか、布の切れ端を布用両面テープで付けるかなどするとよいでしょう。

布を縫い付ける

テープで補修するのは簡単にできるてよいのですが、より頑丈に補修できるのは、布を縫い付ける方法です。手間はかかりますが、テープで補修するよりも長く持たせることができます。

カバーと同じ布があれば一番いいのですが、テント補修用の布や余った布の切れ端など適当なものがなければ、以下のような補修用の布シートを使ってみてもよいでしょう。


破れた部分よりも大きめに布を切って糸で縫い付ければ完了です。

日光になるべく当てない

次は劣化予防的な方法ですが、なるべく日に当てないことです。

紫外線や雨濡れを防ぐためにカバーをつけるのに、カバーを長持ちさせるために日光に当たらないようにするというのは本末転倒な気もしますが、紫外線に当たる時間が長いほどカバーの劣化が早まるのは事実です。

もし、日陰が多い場所や少しでも屋根にかかる場所に簡単に移せるような場合には、移動したほうが良いと思います。

例えば、駐車場でどこのスペースに置くかを選ぶことができる場合や、敷地内でスペースに余裕があってどこに置くかを融通が利く場合は、なるべく陽が当たらない所を選ぶようにするということです。

家の中でも日が差す窓際に物を置いておくのと、日がほとんど当たらないところに保管しておくのとでは、長期間経過して見ると、劣化具合に雲泥の差が出ますよね。

それと同じように日光になるべく当たらない場所に駐車しておくと、長い目で見た場合には劣化具合に大きな差がつくと思いますので、場所を選べる場合は工夫してみてください。

おわりに

以上が私がこれまで行ってきた車のカバーを長持ちさせるためのテクニックでした。

車のカバーは安価なものでも小銭で買えるほど安くはありません。また生地の面積も広いため、廃棄するのも大変です。

なるべく長持ちさせてエコなカーライフを送りましょう。

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