現在管理人が乗っている軽自動車(排気量660cc以下の四輪自動車)の車検(自動車検査登録制度)の有効期間が迫ってきたので、ユーザー車検で継続検査を受けました。

無事全ての検査に一発合格し、車検期間を更新することができました。

この記事では車検合格のために事前にやったことについてまとめてみました。

なお、車検当日の様子については以下の記事に書いています。

軽自動車のユーザー車検合格体験記

 

また、車の整備になじみのない方向けに以下の記事を書いています。

車の整備|自分でできるようになる方法

 

ユーザー車検に挑戦する際の参考にしていただければ幸いです。

管理人のユーザー車検歴

私はこれまで5ナンバーの車を2台乗り継ぎ、その間に行われた5回ほどの車検は全てユーザー車検で検査を受けて更新してきました。

なぜ私がユーザー車検を選んでいるのかというと、

  • 車に興味がある
  • メンテナンスは自分でやりたい
  • 車検にかかる費用を節約したい

という理由からです。

趣味的な理由もありますし、子供のころから機械いじりが好きだったということもあり、自分でやれるところは自分でやって、なるべく出費を抑えたいという考えが強いからです。

現在所有しているのは軽自動車で、軽自動車のユーザー車検は初めての挑戦となりました。

車検前にやったこと

私が車検前にやったことことは、

  1. 必要書類の準備
  2. 定期点検整備
  3. 定期点検整備記録簿の記入

です。

以下順番に説明していきます。

1.必要書類の準備

必要書類は私の場合

  • 車検証
  • 軽自動車税納税証明書
  • 自賠責保険証明書
  • 定期点検整備記録簿

でした。

 

状況によって必要書類が異なることがありますので、軽自動車検査協会のサイトで各自ご確認ください。

https://www.keikenkyo.or.jp/inspection/inspection_m_000002.html

 

車検証と現時点で加入している自賠責保険証明書は、通常は車検証入れに入っていて車の中に常備されていると思います。

納税証明書は、毎年5月ころに通知が来る軽自動車税を収めた際の領収書の端に付いているものです。

もっとも、令和5年1月から 行政のシステムより電子的に確認が行われるようになったため、特殊事情がない限り納税証明書の提示は省略されたようです。

私が今回受けたのは令和5年2月ですが、納税証明書の提示は求められませんでした。ただ、納税証明書が手元にあるなら、念のため持参したほうがよいと思います。

自賠責保険証明書は、次の車検期間をカバーしているものが必要です。

現在加入しているものが次の車検期間をカバーしていない場合、次の車検期間をカバーするように事前に保険代理店などで加入しておくか、車検当日に検査協会内の窓口で加入して証明書を発行してもらうことが必要です。

ただ、検査協会によっては自賠責保険の窓口がない場合があるかもしれませんので、当日加入を考えておられる場合は必ず確認してください。

定期点検整備記録簿に関しては、検査協会で販売もされているようですが、ネット上でダウンロードできるものを使用しても構いません。

私はネットでダウンロードしたものを使用しました。「軽自動車 車検 定期点検整備記録簿」などで検索すると見つかると思います。

定期点検整備

ネットで入手した24か月定期点検整備記録簿に沿って点検整備をしました。

車検を受けるにあたって必須ではありませんが、業者に依頼せずに車検を受ける場合は、一発合格や車のコンディション維持のためにやったほうがよいと思います。

ただ、日頃から基本的なメンテナンスを行っていれば、やらなければいけない整備はそれほど多くはないかもしれません。

定期点検に関係なく私が日頃気を配っているのは主に以下のような所です。

  • エンジンオイル&オイルフィルター
  • ブレーキ(パッド・フルード・ホース)
  • タイヤ(空気圧・溝)
  • 冷却水
  • エアクリーナー
  • ライト関連(球切れ・光軸)
  • プラグ
  • ウインドウォッシャー液
  • ワイパーゴム

その他距離や年数に応じて点検や交換をすべき項目がありますが、それらは12か月や24か月の定期点検時にチェックするようにしています。

また、不具合が出た時はその都度対応し、自分で対応できない所は修理業者に依頼するようにしています。

定期点検整備記録簿の記入

定期点検整備記録簿に沿って車をチェックしていきながら、決められたルールにしたがって書き込んでいきます。

 

わからない項目はその都度、「自分の車種名や車体番号の記号等 + わからない項目」のワードで検索して、どこにあるのか、そもそも設置されているのかなどを調べて点検をします。

特に不具合を感じなければ「レ」(良好)マークで大丈夫かと思います。

ただ、自分の車に設置されていないのに「レ」マークを付けると不審に思われる可能性があります。例えばAT車なのに、クラッチペダルの項目に「レ」が入っているなどです。該当しない場合は「/」マークを入れます。

記入した記録簿を車検時に提示すれば車検証に「【検査時の点検整備実施状況】点検整備記録簿あり」と記載されます。

車検時に車がどのような整備状況だったのかの記録を残して、今後の整備に役立てることができますので、できる限りこちらはチェックして提出したほうがよいでしょう。

ユーザー車検の受け方

上記のことを車検を受ける前に行いました。

軽自動車の車検場は、普通車の車検場とは異なります。実際検査場で車検を受けるには、検査場の予約が必要です。

軽自動車のユーザー車検の受け方など必要な情報は、軽自動車検査協会のサイトに詳しく書かれていますので、そちらをご参照ください。

https://www.keikenkyo.or.jp/inspection/inspection_m_000002.html

 

軽自動車検査協会のサイトに載っているように対応していけば、問題はないです。わからないことがあれば、問い合わせてみてください。

おわりに

以上が私がユーザー車検を受ける前に行ったことでした。

軽自動車は検査場が軽自動車検査協会となりますが、やることは5ナンバー車の車検と大きな違いはないと思います。

愛車を全体的にチェックするよい機会となりました。ユーザー車検を考えておられる方の参考になれば幸いです。

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