普段、何気なく行っているハミガキ。
きちんと磨いたつもりでも、結構磨き残しがあったりするものです。
磨き残しが原因で虫歯になったりすることはよくあることですが、管理人は15年以上虫歯知らずなんです。
子供のころは多少虫歯があり、歯医者さんで治療してもらったりしていました。
永久歯に生え変わってからも、多少削ったりの治療をしてもらったことはありましたが、歯磨きの仕方を変えてからは、虫歯になるということはなくなりました。
高価な器具や薬品を使っているわけではありませんし、特別むずかしいことをしているわけでもありません。非常に簡単で安価に誰にでも実践できる方法で歯磨きしています。
その歯磨きの仕方について紹介したいと思います。
<注意事項>
はじめに断っておきますが、私は歯科の専門家ではありませんし、専門知識があるわけではありません。あくまで素人の個人的な歯磨き方法で、15年以上虫歯にはならなかったという体験記程度に捉えていただければと思います。当然ながら、私が虫歯にならなかったからといって他の方も同じようになるかどうかは保障できません。以上を前提にお読みください。
ハミガキに関しては、ほぼ100点です!
現在私は歯医者さんへは、1~2年に1回程度、点検のために行くくらいです。
その度に
「歯、きれいですね」とか、
「きれにハミガキできていますね」
といわれます。
先日、職場の近くにある歯医者さんに、検診のため行きました。
そこははじめて行くところで、オフィス街にある老舗の歯医者さんでした。
その歯医者さんからは
「ハミガキに関しては、ほぼ100点です!」
と言われました。
自分では当たり前のようにしている歯磨きですが、初対面の歯医者さんもそのように言っていただけたのが、うれしかったです。
磨き方を変えたのがきっかけ
歯医者さんで歯磨きのことで評価していただけるようになったのは、歯磨きの仕方を変えてからです。
以前は、スーパーや薬局などで売られている安価な歯ブラシを適当に買ってきて、これまた安価な歯磨き粉をつけて、適当に磨いて口を濯いで終わり、という感じでした。
しかし、歯の隙間などに磨き残しがかなりあることに気がつきました。
いつも歯磨きしていても同じところを磨き残しているとしたら、その部分は永遠に磨かれていない・・・そこが虫歯になっていくんだな、と思い少なからずショックを受けました。
そこで、小林製薬の「糸ようじ」を使うようにことにしました。
糸ようじと電動歯ブラシは革命的!
糸ようじのおかげで歯の隙間は結構きれいに磨けるようになりました。
これを使うと、歯の隙間に詰まっているとは思いもしなかった場合でも、結構なものが詰まっていることがあり、それを取り除くことができるのは一種の革命でした。
よし、これで完璧!と思っていましたが、実はそうではありませんでした。
歯の隙間以外の歯ブラシが届きにくい部分はもちろんのこと、磨き残しがあるとは夢にも思っていなかった歯の表側などにも磨き残しがあることに気がつきました。
私の場合磨き方が悪いというのもありますが、手で磨くと結構な磨き残しがありました。
なんとかいい方法はないかということで、電動歯ブラシなら楽に磨けるのではないかと思い、それを使うことにしました。
初めて電動歯ブラシを使い、次の日朝起きたとき、口の中が明らかに違うことに気がつきました。それまでよりも明らかに口の中がすっきりしていて気持ちいい!
これは糸ようじ以上の革命でした。と同時に今まで電動歯ブラシを使ってこなかったことに対する自責の念にかられました(笑)
ということで、これらを使ってどのように歯磨きをしているのかについて説明します。
歯磨き方法
歯磨きに使用しているアイテムは次のとおりです。
特別なものは何も使っていません。
準備するもの
- 電動歯ブラシ本体(ブラウン オーラルB)
- ブラシ(ベーシックまたはホワイトニングと歯間用)
- フロス&ピック
1.電動歯ブラシについては、以前歯医者さんが書かれているブログで紹介されていたので、これに決めました。
バッテリー内蔵ではなく乾電池式のものはリーズナブルな値段で購入できます。これに充電式電池を入れて使っています。充電式電池や充電器は100均でも手に入るようになりましたので初期費用も安く抑えられます。
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ブラウン オーラルB プラックコントロール DB4510NE 電動歯ブラシ
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ちなみに、歯磨き粉は使っていません。理由は説明書に歯磨きをはつけずに磨くように書かれていたからです。
はじめは違和感がありましたが、今では歯磨き粉をつけるほうに違和感を感じるくらいになりました。
2.ブラシは、電動歯ブラシにつける専用のブラシです。本体購入時についているベーシックブラシでいいです。
もっとも現在私は、ホワイトニングブラシのほうがよく磨けると感じているので、こちらを使っています。
それから、歯の間や裏を磨くために便利な歯間用ブラシも使います。専用ブラシは1000円前後と比較的高価ですが、パフォーマンスを考えると納得できます。
3.フロス&ピックですが、以前は小林製薬の「糸ようじ」を使用していましたが、若干値段が高めのため、ホームセンターコーナンのPB商品「デンタルフロスピック」を使っています。
いろいろな商品が出ていますので、お好みで使いやすいものを選べばいいでしょう。
磨き方
では、磨き方について説明します。以下のようにして磨くのは、夜寝る前に1回だけです。ここは異論のあるところだと思いますが、私はそのようにしてきました。
それ以外は、朝起きた直後におおざっぱに電動歯ブラシで磨く日もある、というだけです。
- 電動歯ブラシ(ベーシックorホワイトニング)で全体を磨く
- 電動歯ブラシ(歯間用)で歯の間と裏を磨く
- フロスを歯と歯の間に通す
- ピックで歯の間と歯周ポケット付近をなぞる
- 指の爪で磨き残しがないか最終確認
以上が、一連の流れになります。
1.では電動歯ブラシで説明書どおりに歯の全体を磨いていきます。
磨き方は説明書やブラウンの公式サイトで説明されていますが、歯1本につき約2秒ほどブラシを軽く押しあてながら全体をまんべんなく磨きます。
2.では歯間用ブラシに変えます。ブラシの先がとがっていますので、歯の間を磨くのに便利です。
歯の外側からだけでなく、内側からも隙間を磨いていきます。
3.ではフロスを歯の隙間全部に通します。上下左右に動かしたりしながら、なるべく歯垢をとるようにします。
また、一度通すごとにフロスを水洗いします。
4.ではピックでもう一度歯の隙間を全部なぞり、歯垢が残っていないか確認します。
また、歯と歯茎の境目付近の歯周ポケットといわれる所あたりをピックでなぞり、歯垢をかき出します。これらの作業も一度行うごとにピックを水洗いします。
5.では最終確認として、指の爪で歯垢が残っていないか確認します。
爪が届く範囲しかできませんが、歯の裏や隙間だけでなく、歯の外側も確認します。私の場合、磨き残しは結構発見されますので、その部分は磨き直します。
この一連の歯磨きにかかる時間はだいたい5~10分前後です。
1.~5.それぞれの間は口を濯いだりブラシを濯いだりは頻繁に行います。
最後の指の爪で確認、というのはちょっとどうなの?思われたかもしれませんが、絶対に磨けていると思っていた歯の外側表面部分が意外と磨き残しがあったりします。
磨き残しがある部分がいつも同じという場合は、磨き方にクセがある可能性が高いですので、その場合は磨き方に気をつけます。
さいごに
以上、管理人の歯磨きの仕方を説明してきました。
この方法が歯科医学的にみて完璧なやり方かどうかはわかりませんが、少なくともこのようにして磨いた後の歯の状態はきれいであると歯医者さんに評価していただけましたので、何かしらの参考にしていただけたら幸いです。