ワゴンR（MH21S）のよくある故障・不具合の一覧まとめ

ワゴンR（MH21S）を所有してきて、これまでいくつかの故障や不具合を経験しました。その都度、修理やメンテナンスを行ってきました。

修理方法などを調べると、ほぼ全てがこの車種によくある故障や不具合だったので、この車種に乗っている限り、誰もが直面しうるものであるといえます。

同車種を所有している方々に参考にしてもらうためにも私がこれまで経験した故障や不具合も含め、よくある故障や不具合についてまとめてみたいと思います。

よくある故障・不具合の一覧まとめ

エアクリーナー入り口

一つ目はエアクリーナーに空気を送り込む入り口となるインテークダクトの吸入口を留めているクリップの割れです。これはボンネットを開けて助手席側の前方にあります。

これは小さな不具合で直ちに走行に影響のあるものではありませんが、クリップが破損してエンジンの振動で、エンジンルームからブルブルと音がします。

クリップが割れて隙間ができていたり、割れてなくなっていたりします。新しいクリップを取り付ければいいのですが、代替品のクリップを手に入れる必要があります。

フリマサイトなども入手できますが、クリップは使わず結束バンドで留めている人もいます。

キーレスボタンのゴム切れ

こちらも小さなトラブルですが、キーレスのボタンのゴムが切れて取れてしまうというトラブルです。

汎用品のボタンのゴムだけがフリマサイトなどネットで手に入れることができますので、これに交換すれば安く修理することができます。「スズキ　ゴムボタン」などが検索キーワードです。

交換方法はネジを外すだけですので難しくありません。

リアフェンダーの錆

後ろのフェンダー（特に左）に錆が出ている車両が多くあります。新車登録から数年はリコール対象になっていたようですが、その期間をとっくに過ぎている現在は自己負担で修理するしかありません。

錆の程度にもよりますが、修理をプロに頼むと数万円程度の料金がかかります。

私の車も中古で購入した時点で左後ろのフェンダーに長さ10センチ、幅3～4センチ程度の錆が発生していました。

写真を撮っていなかったのが悔やまれますが、DIYで修理しました。

手順としては、塗装剥離→錆落とし→サビ転換剤塗布→パテ埋め→下地処理→塗装、の順番で仕上げました。

アイドリング不調

MH21Sはアイドリングが不安定になることがよくあるようです。私の車は、10万キロを少し超えたあたりで、エンジンをかけた直後にアイドリングが低くなってエンジンが止まる現象がよく起きるようになりました。

これはアイドリング スピードコントロールバルブ（ISCV）の不調が原因と言われていて、このパーツを清掃することで症状が改善されると言われています。

私の場合、清掃を何度か行っています。清掃直後は改善されますが、しばらくするとまたアイドリングが不安定になり、清掃し、と繰り返しています。

今後清掃しても治らない場合は、スロットルボディとコンピューターを交換しようと考えています。

テールランプの接触不良

ブレーキランプが点かなるという不具合もよくあります。この車種の場合、テールランプが点灯していなくなっても気が付きにくいので注意が必要です。

点灯しないは単に電球切れが原因の時もありますが、電球は切れではなく接触不良が原因のことがあります。

電球を交換しても点灯しない場合は、接触不良が原因と考えられます。接触不良の場合は電球とソケット部分の配線がきちんと接触しているか確認し、接点復活剤を塗るなどすると再び点灯するはずです。

ドアミラーモーターの不具合

電動格納のドアミラーですが、このモーターが故障して、ずっとモーターが作動し続けるという不具合もよくあるようです。

中古品を手に入れてドアミラーごと交換するのが手っ取り早いと思います。

スピーカー＆ツイーターが鳴らない

年数が経ってくるとドアのスピーカーやダッシュボードのツイーターが故障することがあります。故障すると音が出ないのですが、それに気づかないということもよくあります。

複数あるスピーカーのうち、最後の1個が鳴らなくなり、全く音が出なくなってはじめてスピーカーの故障に気づくという強者もおられるようです。

私の場合は、オーディオ交換するときにスピーカーの故障に気が付きましたが、それまでは3個のスピーカーが故障していたのに気がつきませんでした笑。

ちなみに、音が出なくなったスピーカーを交換した様子については以下の記事に書いています。

ワゴンR（MH21S）の鳴らないスピーカー＆ツイーターを交換しました

ラジオアンテナの故障

ロッド式のラジオアンテナが故障して、ラジオの電波が非常に受信しにくくなることがあります。

アンテナを分解して修理するというよりは、交換するのが一般的のようです。

私の車の場合も、ラジオの電波状況が悪く、アンテナが全く機能していないように感じられましたので、アンテナを交換しました。

といっても同じ純正品と交換したのではなく、自作したマイクロアンテナを取り付けたのですが、この作業については以下の記事に書いています。

ワゴンR（MH21S）にマイクロアンテナを自作して取付する方法

おわりに

以上、よくある不具合について上げてみました。

同じ車種で同じ不具合に直面した方が多いと、改善方法も見つけやすいですし、慌てなくても済みます。
これはよく売れた車種のメリットですね。

細かな不具合はありますが、まだまだ乗っていきたいと思います。