ワゴンR(MH21S)のスパークプラグ (点火プラグ)を交換しましたので、その様子について紹介します。
この車は走行距離10万キロ強の中古車で購入し、直後にプラグをチェックしてみたのですが、とてもきれいな状態で全く問題なさそうなのでそのままにしていました。
それ以来、車検を2回通し、走行距離は13万キロになったのでプラグをチェックしたところ、電極が摩耗していましたので交換しました。
プラグの外し方
プラグを外すには、エアクリーナーボックスを少しずらす必要があります。
まず、エアクリーナーボックスのネジを3本外します。
次にエアクリーナーのジョイントのネジを緩めて引き抜きます。
そうするとエアクリーナーボックスをずらすことができます。
次にその下のプラスチックのカバーのボルトを外します。
カバーを外すと、イグニッションコイルが見えます。
イグニッションコイルのボルトを外すと、引き抜くことができます。
右のイグニッションコイルはカプラーを外した方が取り外しやすいです。
プラグレンチを差し込んで左回しに回すとプラグを取り外すことができます。
プラグのチェック
外したプラグはこんな状態でした。3万キロ強走ったと思われます。
この時点でエンジンが調子が悪いなどは特に感じていませんでしたが、中心電極、外側電極ともに摩耗が進んでいます(右側のプラグ)。
即交換が必要という状態ではなさそうですが、それほど高価なものでもないので交換することにしました。
交換するプラグは、TORCH製のDK7RTIです。
プラグの取付け
新品3本を交換します。
ネジ部分にグリスを塗るかどうか論争があります。ほとんど気にする必要はないかと思いますが、私はモリブデングリスを薄く塗る派です。
バイクのプラグ交換でもそのようにやってきましたが、それで問題が生じたことはありません。
それよりも大事なのは締め付けトルクです。規定では25N・m(2.5kgm)です。
トルクレンチがあればいいのですが、無い場合は、プラグレンチにプラグをセットして手で軽く回していき、止まった所から力を入れて半回転を目安に締め付けます。
私はプラグレンチではなく、この方法で締め付けています。この方法も今までに問題があったことはありません。
プラグを3本取付け、イグニッションコイルを取付け、元通りにして完成です。
おわりに
今回プラグ交換して体感的に大きく変わったようには感じられませんでしたが、エンジンのかかり方や吹き上がりなど、心持ち調子よくなったなったような気がします笑。
プラグは重要なパーツなので、チェックは定期的に行いましょう。