ワゴンR(MH21S)にクラッツィオ(Clazzio)シートカバーを取付けましたので、取り付け手順などについて紹介したいと思います。

今乗っているワゴンR(MH21S)のグレードはFX-Sリミテッドですが、外観はRR仕様になっています。

RRのシートは全体的に暗い色でFX-Sリミテッドのシートとは印象が少し違いますので、黒のシートカバーを取付けたいと思ったのが、シートカバーを取付けるきっかけとなりました。

今回使用したシートカバー

今回使ったシートカバーは、クラッツィオ(Clazzio)というメーカーのブロスクラッツィオというPVC生地のカバーです。

選んだ理由としては、有名メーカーで購入から2年間の保証が付いているということで、シンプルなデザインで品質が信頼できそうということと、価格が手ごろだったことの二つです。

実はこのシートカバーは以前新品で購入たまま、取付けないまま放置していたものでした。

現在このカバーは販売されておらず、デザインが変更になったようです。

今販売されている物として、デザインと価格が一番近いのは、クラッツィオワンだと思います。

同じワゴンR(MH21S)でも年式やグレード、シートリフターの有無等でセット内容が異なりますので、シートカバーを選ぶ場合は、メーカーのサイト等でよくご確認ください。

シートカバーの取り付け手順

取付け手順について説明していきます。

シートは大きなダンボール箱に入った状態で届きました。

シートカバーの他に説明書のQRコードが記載された案内書とヘラ、金属フックが入っていました。

前席

取付け前に車内を一通り掃除機をかけ、シートにほこりやゴミのない状態にしておきました。

運転席座面部分

説明書に沿って作業していきます。

まずは前席の座面カバーからです。上からかぶせて、リクライニングレバー周辺部分はヘラを使ってカバーを奥へ押し込みます。

 

端まできっちりとかぶせたら、後ろ側に出てくるヒモを結び、マジックテープを留めます。

運転席背もたれ部分

ヘッドレストを外し、背もたれ部分のカバーを上からかぶせます。

 

カバーにはヘッドレストの台座部分の穴があいていますので、カバーの穴を拡げて台座を出します。

 

座面と背もたれの隙間からシートカバーのマジックテープ部分を引き出し、固定します。

ヘッドレスト部分

ヘッドレストのカバーは上からかぶせ、下部分にプラスチックの溝があるので、反対側のプラスチックをそこへはめて固定します。

アームレスト部分

アームレストは外したほうが作業がしやすいかもしれません。

ちなみに、このアームレストは小物入れがついているスティングレー用の物に交換していますので、FX-Sリミテッド用のカバー一式に入っている物では取付けできません。

メーカーのサイトからスティングレーのアームレストカバーを単品で購入できるので、それを取り寄せて取り付けました。

 

アームレストを外し、小物入れ部分の底面のネジを外して小物入れ部分を取り外してから作業します。小物入れ部分のカバーはジッパーが付いているので開いた部分からアームレストを入れて取り付けます。

 

小物入れのフタ部分のカバーもありますが、この部分はビニールを取付けているので、今回は省略しました。

小物入れを元通りにして、アームレストを取付けて完了です。

助手席部分

助手席は座面部分を持ち上げてカバーをかけ、裏側をヒモとバンドで固定します。

 

背もたれとヘッドレスト部分は運転席と同じ手順でカバーをかけます。

後席

まずヘッドレストとアームレストを外します。

座面部分

左右の座席の座面部分にカバーをかぶせます。

背もたれを斜めに動かすと座面部分が前後しますので、隙間を作りながらカバーを密着させていきます。

 

カバー下にゴムが4本ほどありますので、付属の金属フックを引っ掛け、先端を座面裏側部分の針金に引っ掛けて固定しました。

同様に反対側の座面カバーも取付けます。

背もたれ部分

背もたれ部分のカバーを上からかぶせ、全体を密着させていきます。

後ろのトランクカバーを持ち上げて、座面と背もたれの隙間からマジックテープを引き出して固定します。

ヘッドレスト部分

ヘッドレストは左右とも同じ形です。カバーの前後に注意しながらかぶせ、ずらしながら後ろまできちんとかぶせます。

後ろ部分のカバー裏側がマジックテープになっています。そこへ前下部分のカバーを差し込んで固定します。

アームレスト部分

まず取り外したアームレストにカバーを途中までかぶせます。

全部かぶせてしまうと背もたれに固定するボルトを締めることができませんので、ボルトの穴の部分をかぶせない状態にしてアームレストを背もたれに固定してから、残りの部分をかぶせて完了です。

所要時間

以上の一連の作業は、1時間半(90分)ほどかかりました。

前席の小物入れ付きのアームレストがあったので少し時間が長くかかったように思います。

難易度はそれほど高くはないと思いますが、アームレストを取り外したり、カバーを隅々までぴったりとはめる所が少し難しく感じることもあるかもしれません。

取付け後の感想

シートの色が黒一色になったことで車内の印象が変わり、高級感が増したと思います。

そして新品のカバーということで、気持ちよく乗ることができています。

カバーを取付けただけなので、乗り心地に関して変化はほとんど感じません。ただ、取付けたばかりだからだと思いますが、座る瞬間はふっくらした感じがします。走行中はカバーを付けたことを忘れるくらい今までと同じ感覚で乗れています。

言い方を変えると、純正シートにぴったりフィットして、シートの性能を保つことができているということですね。

このカバーはPVC生地なので、水や汚れに強く比較的丈夫だと思われるので安心です。

また仮に破れたりした場合でも、メーカーのサイトからその部分を単品で購入することもできるので、この点も安心です。

シートを取付けておけば車の乗り降りの際にシートが擦り切れるのを過度に気にする必要もなくなるのもメリットです。

長持ちすることを期待して乗っていきたいと思います。

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